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歌舞伎町冬の風物詩~令和2年度の第15回新宿区役所通りイルミネーションが点灯。来年2月末まで、夕方から翌朝の間、"夜の街"を優しく灯します。 [まちづくり]


令和2年11月2日(月) 15年目となった歌舞伎町区役所通りイルミネーションが点灯。来年2月末まで、午後4時半より翌朝まで街に光を灯します。今年も、新宿・歌舞伎町、冬の風物詩、区役所通りの約90本のカエデやイチョウの街路樹に、約12万個の発光ダイオードが灯されました。点灯式に先立って、今年は、16時より東京消防庁の音楽隊の演奏が行われ、17時に点灯、点灯式後は例年通りデキシーパラダイスのジャズ演奏が街を彩りました。

このイルミネーションはNPO法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会、チェックメイトビルのオーナーでもある藤澤薫氏(73・理事長)が主催、平成18年の第1回目のイルミネーション以来、彼女が中心となり、近隣有志の寄付によって費用を捻出、実施されています。街路樹にワイングラズをモチーフにした"夜の街"らしいデザインが、優しく歌舞伎町を灯します。

第15回新宿区役所通りイルミネーション
がんばろう 日本 〜元気を歌舞伎町から〜

私共「NPO法人新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会」は2006年11月より毎年区役所通りの樹木約90本にイルミネーションを装飾する活動をして参りました。
この度15回目を迎える事となりました。3Aの会とは「安心(A)明るい(A)歩きやすい(A)」と言うように願を込めて頭文字をとり「3Aの会」と命名いたしました。これまで事故も無く、歌舞伎町を訪れる全ての皆様を明るく,暖かくお迎えしております。
この事業は全てご寄付で賄っております。一つ一つの明かりがご協力して戴いた方々のお気持ちの結集となっております。 昨年の暮れに中国武漢から発生いたしました「新型コロナウィルス」が今や世界中に広がり終息のめどが立っておりません。また、全世界的に自然災害に見舞われ二重の苦しみとなってしまいました。その上日本に於いては「夜の街」がいかにも新型コロナの発症源と言うようなことを言われ、まじめに働いているこの街の人々にとりまして風評被害を多いに被って大変な思いをしております。
このイルミネーションが皆様に勇気と元気と、そして益々活性化することを願って今年も11月初めから来年の2月末日まで点灯いたします。 ワイングラスをかたどりましたイルミネーションを是非見にいらして下さい。

特定非営利活動法人 新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
理事長  藤澤 薫

【ご寄付に関して】
■郵便振替口座を利用  (所定の払い込み手数料が別途かかります。)
口座番号 00150-9-262182
口座名義 特定非営利活動法人  新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
通信欄 「寄付金」とお書きください。
受領証をご希望の場合は、お名前とご住所を明記の上、 通信欄に「受領証希望」とご記入ください。

■銀行振り込みを利用  (所定の振込み手数料が別途かかります。)
金融機関名 三井住友銀行
支店名 新宿支店
口座種別 普通 口座番号 3864302
口座名義 特定非営利活動法人  新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会

〔お問合せ先〕 特定非営利活動法人  新宿歌舞伎町区役所通り3Aの会
http://www.npo-3a.org/
新宿区歌舞伎町2-23-12 チェックメイトビル
TEL 03-3209-2238  FAX 03-3209-2459
(TEL・FAXともに株式会社チェックメイトとの共有になります。)


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2020年7月20日21日 新宿区「繁華街新型コロナウイルス感染拡大防止キャンペーン」実施 [まちづくり]


2020年7月20日 新宿区「繁華街新型コロナウイルス感染拡大防止キャンペーン」より 冒頭あいさつ/終了後の囲み取材動画 14分45秒 https://youtu.be/ds9aAEMb4bo

7月20日、新宿区は歌舞伎町のホストクラブ・キャバクラなどの接待を伴う飲食店のうち、約300件をを一軒ずつ訪問し、新型コロナウイルスの感染拡大防止を呼び掛ける取り組みを行いました。23日からの4連休を前に、区の職員を中心に、歌舞伎町商店街振興組合や日本水商売協会、新宿社交飲食業連合会、感染対策に取り組むホストクラブ有志の方々、警視庁、東京都、厚労省ら約80人で10班を編成、先日の新宿区繁華街新型コロナウイルス対策連絡会で提示された区としての必要な感染対策チェックリストなどを配布して感染拡大防止の取り組みへの協力を呼び掛けました。
この日の活動では150件を、21日夜にはさらに150件、2日間で約300店舗を訪問する予定です。

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7月16日(木)第2回 新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会 開催報告 [まちづくり]


東京都の一日の陽性確認者数が286名(検査実施件数4,712件)、重症者も1名増加(1名死亡)、発表された1日の確認者数ではこれまでで過去最高となりました。※これを書いてる間に17日(金)の東京都陽性確認者数293名(検査実施数3,951件)と発表がありました。

消費喚起策「Go Toキャンペーン」のうちの7月22日から実施予定の「Go Toトラベル」について"東京発着分は除外"(検討段階)という報道がなされる最中、新宿区役所(5階大会議室)にて第2回新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会が行われました。


先月18日に引き続きこれが2回目の開催、事務局は新宿区総合政策部企画政策課が務め、吉住健一新宿区長を中心に寺田副区長、危機管理、保健所を所管する健康部が出席、事業者側としては歌舞伎町商店街振興組合(片桐基次理事長・杉山元茂副理事長)、

歌舞伎町2丁目町会(林裕照副会長)、新宿社交料理飲食業連合会(根本二郎会長)、一般社団法人日本水商売協会(甲賀香織代表理事)、ホストクラブ事業者の連携役としてのSmappa!Group手塚マキ会長が壇上、その他各組合関係者・事業者計30名、オブザーバーとしては東京都総務局・福祉保健局・戦略政策情報推進本部、厚生労働省新型コロナウイルス対策推進本部地域支援班技官が参加。


新宿区発生分(新宿区保健所に届けられた数)発表ベース累計数推移(7月)※6月末時点で累計702名から

711(7/1 前日比+9)728(7/2 +17)770(7/3 +42)814(7/4 +44)851(7/5 +37)888(7/6 +32)898(7/7 +10) 900(7/8 +2)964(7/9 +64)1056(7/10 +92)1101(7/11 +45)1146(7/12 +45)1179(7/13 +33)1199(7/14 +20)1207(7/15 +8)1296(7/16 +89)


新宿区の検査スポットで行われたPCR検査は6月の1カ月で1266件の検査が行われたそうですが、そこで226名の陽性者が確認、陽性率は18%、職業別陽性率は飲食業で31%(429人が検査、133人陽性、多くがホスト・キャバクラを含む接待を伴う飲食業)、無職・フリータが24%、学生・会社員が4%、その他不明が16%とのこと。

歌舞伎町には約3,800の飲食店、うち約1,000件の風営法1号営業(接待を伴う飲食店)があるが、新宿区は6月より、その中の約250件がホストクラブを中心に、陽性者が発見された店舗はその従業員等を全員"濃厚接触者"として検査する施策をすすめています。

すでにホストクラブ全体の約1割を越える30店舗で陽性者が確認され、うち約半数は5人以上の陽性者を確認、クラスターが複数発生、新宿区はとくにこれらのお店に対し休業を要請したり店名を公表はしてないが、店舗はいずれも自店ホームページで陽性者の発生を告知、自主的に休業をしている。新宿区の吉住健一区長は、ホストクラブでの感染拡大は「共同生活を送る中で感染した可能性もある」として、今後、感染経路などの実態調査をし予防対策をすすめるとしています。

またすでに報道にあるように、ちょうど前回連絡会の行われた翌日区議会を通過、新型コロナウイルス感染者(保健所届け出済)の区民一人につき10万円の見舞金支給をきめている。(支給開始は8月~年度末、用申請、詳細は⇒ https://www.city.shinjuku.lg.jp/kenkou/kenko01_000001_00011.html)


第2回 新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会


冒頭、新宿区長の吉住健一氏から挨拶

「実際に感染者がたくさんでているお店もあるということで、全国の注目が新宿の動向に目を注がれている。このまま新規の感染者が増え続けた場合、そろそろ国の方も、ガイドラインや感染防止対策を十分に取り組んでないところについては休業要請すべきではないかという話もでてきています。このまま今の感染者が増えていく傾向が、仮に続いていくようですと、なんらかの形で、自主的な休業要請のようなこともしなくてはならない場面がでてくると思います。そうならないためにも、非常に心苦しいとこではありますが、連絡会に参加いただいている様々な業種の皆様方で、どうか横のつながりの中で感染防止対策の徹底をお伝えいただければありがたいと思います。

各店舗、グループの方におかれましては、独自のマニュアル等を拝見させていただきまして、ここまで気を使ってやってくださってるということは、承知してます。一方、お店が終わった後に、どうしても解放感ですとか、なじみのお店に行かないとそこも厳しいからということでまわられたりしてると思います。

あと2週間ですとか、できれば1か月、仕事が終わった後、感染をしないための行動をとりながら帰宅をしていただくことができれば、今起きているような事態はもう少し防げるのではないかと思ってます。長年の習慣ですとか、義理、人情の中でやってきている習慣を、急に変えるというのは難しいと思いますが、これからの2週間とかそこをどう乗り切っていけるかが、1カ月後に大きな差がでてくるんじゃないかと思ってます。そうしたことをお店の中で徹底していただき、そこでまた、打撃を受ける業界がどういうところにあるのかを私どもに教えていただければありがたいと思ってます。7月後半にむけ、今何をしなければいけないか、引き続き情報を共有していきたいと思ってます。」


以下、次第に沿って


(1)情報提供アドレスの設置について(新宿区総合政策部)

新宿区は、繁華街事業者に対し、連絡会で共有した情報や最新の取り組み、行政の提供する事業支援情報などを、メールアドレス登録事業者に対し迅速に正確で最新の情報をメールにて配信します。

専用メールアドレス: covid-19info@city.shinjuku.lg.jp

※上記アドレスにメールを送信(件名を「登録依頼」などを入れてください、本文入力は不要)、到達したメールは配信先アドレスとして登録、登録完了のメールを返信されます。

※新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会 情報提供用メーリングリストに登録、登録メールアドレスは利用者間で共有されます等、いくつか注意事項があるとのことです。

※メールアドレス管理、問い合わせ先は新宿区総合政策部企画政策課 03-5273-3501


(2)新型コロナウイルス感染者が発生したときの対応について(新宿区健康部)

①感染者が発生した場合、保健所はまず最初「調査」を行います。基本は電話、必要に応じて店舗に行くことも。店舗責任者は、保健所と連絡をとる担当者を決めてください。

※調査内容:患者の勤務状況/最終出勤日/患者以外の従業員の体調/感染者との接触状況/感染予防で気を付けていること/座席の配置/換気状況 当

②保健所は濃厚接触者に該当する範囲を決定。店舗側は、保健所の指示により濃厚接触者に該当する人のリストを作成

※項目:氏名/源氏名/生年月日/年齢/住所/電話番号/最終出勤日⇒保健所にリストを提出(保健所受領)

③濃厚接触者へのPCR検査実施

④検査陰性の方について、店舗側は、保健所に濃厚接触者の健康観察報告をしてください。

期間:感染者との最終接触日から14日間

報告内容:「毎日の体温測定」と「風邪症状などの有無」を毎日メールで報告してください。

症状がある人がいた場合は、保健所に電話連絡をしてください。必要に応じて受診をすすめます。

⑤自宅待機を要請:濃厚接触者は、感染者との最終接触日から14日以内は、自宅待機をしてください。

⑥保健所は消毒方法をアドバイスします。消毒は各店舗で行ってください。

参考:厚生労働省 新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について(厚生労働省・経済産業省・消費者庁特設ページ)https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html


(3)新型コロナウイルス感染症対策チェックリストについて(新宿区健康部)


【接待を伴う飲食店・管理者版】として新宿区健康部が案を作成

◎店舗内の環境面の対策

□30分に1回程度、換気をする

□お客様が入れ替わるタイミングで座席やテーブル、共用の物品等を消毒する

□人がよく触れる場所・器具等(ドアノブ、タッチパネル、エレベーターのボタン等)を定期的に清掃・消毒する

□店舗の入り口や店内へ消毒備品を設置する

□料理・おつまみは個別提供する

□BGMの音量を最小限にする

□使用した食器やごみを取り扱う時は、手袋・マスクを着用し、作業後は必ず手洗い・手指消毒をする

□トイレは、手袋・マスクを着用して定期的に清掃・消毒する

□トイレのハンドドライヤーは利用を中止し、ペーパータオルを設置する

◎スタッフ向け対策

□マスクを必ず着用させる。フェイスシールドだけでは不可

□出勤前に必ず検温や体調確認をさせ、報告させる

□体調が悪いスタッフは休ませる。また、勤務中に体調が悪くなった場合は、すぐに帰宅させる

□体調が悪い場合や濃厚接触の疑いがある場合には、受診・検査を勧める

□お客様には距離をとって接客させる

□お客様ごとに接客するスタッフを決める

□お客様の近くではシャンパンコールをさせない(マイクを使う場合は、毎回消毒)

□休憩室は部屋の大きさに応じた人数制限をし、定期的に換気・消毒する

□勤務時間以外も感染予防に努めさせる

お客様向け対策

□お客様にマスク着用を必ずお願いする

□非接触型機器などでお客様を検温し、熱がある方には店舗利用をお断りする

お客様・スタッフ共通の対策

□回し飲みはしない

□お酒を飲みすぎないようにする

□お客様、スタッフは直接ふれあわない


新宿区役所保健予防課 ℡03-5273-3862


勉強会等、行政とやり取りをしてきた手塚マキ氏(Smappa!Group会長)は「お店の形、従業員の数によってやることって違ってくると思うんです。そのチェックリストだと、そもそも感染症だけではなく、衛生面での意識が上がるようなリストになってるので、これがだめあれはだめというような"指示"ではないことに意味がある。」とチェックリストについて評価していました。

また、特に東京都が提示している感染拡大防止ガイドブック〈キャバレー、スナック等接待行為を伴う飲食店 編 https://www.bousai.metro.tokyo.lg.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/008/459/0625-22.pdf 〉では"間隔をできるだけ2m(最低1m)開けて横並びで座る"といったソーシャルディスタンスの確保を推奨しているが、新宿区が作成したガイドラインにはそれがありません。「守りようのないルールを作っても意味がない。あそこのお店は2m守ってませんよとかどんどん通報したりしあったりしますんで、それができない場合はどのような適切な対応策がとられているかということが需要かと思ってます。その中で、アクリル板の設置についてガイドラインにあったのですが、風営法の設置基準だと敷居をつくってはいけないと。これについては東京都がつくったガイドラインですので、警視庁とも相談をさせていただいたところ、新型コロナの対策に対しては一定の基準の範囲内で協議の上、認めることもできるという扱いになったと確認できましたので、そのことを各店舗の経営者の皆さんが、実際の届け出の相談をする行政書士会のほうにも、その旨伝えまして、そういったことが運用できるようになってます。」

(吉住健一区長、会議後の囲みより)


(4)東京都の取り組みとして

東京都福祉保健局より、新型コロナウイルス感染者との濃厚接触の可能性に関する通知機能について紹介がありました。

①新型コロナウイルス接触確認アプリ(略称:COCOA)(厚生労働省)

②店舗等を利用した際の接触の可能性を通知

・接待を伴う飲食店等を対象とした相談・情報提供サービス:もしサポ@東京(東京都)はLINEを活用した相談対応や利用店舗で陽性者が発生した際に同じ日時に利用した方にお知らせ

・利用を希望する店舗の従業員及び利用者が、店舗に提示される二次元コードを読み取ることで登録

https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/hodohappyo/press/2020/07/10/11.html

③店舗型東京版新型コロナ見守りサービス(東京都)

・キャッシュレスサービスや事前予約システムが、サービス利用時に同意することで登録

・サービス利用店舗等でクラスターが発生した場合、当該店舗からテックパートナー企業を通じお知らせします。

※テックパートナー auPAY(7月末よりサービス開始予定)/PayPay/favy/EventRegist/PassMarket

https://www.senryaku.metro.tokyo.lg.jp/tokyodatahighway/covid-19_tec_2.html


(5)自由討議

ここでは参加者からの要望や提案、質問などが行われました。

・PCR検査の要望

現状では、ホストクラブを中心に、陽性者が発見された場合に限り、従業員を"濃厚接触者"として検査対象としているわけですが、それだけでも相当の保健所負荷になっているとのこと、とはいえ、とくに多くの飲食店からも「安心して働きたいから、私たちも受けさせてほしい」旨の要望が強い。これについて、あくまで「現在はトリアージとしての検査であり、安心を受けるための検査ではない」(区長)という説明がありました。「今後もっと簡便で、もっと多くの人が受けられる検査方法が確立してくることを願っていますが、どうやったら検査を受けなくても安心できるかと言えば、まずは感染しないことだと思いますので、どういうことをしたら感染しないで済むのか、リスクを下げられるのか、どういうことが感染のリスクをあげてしまうのかについて学んでいくということで、具体的な話をすすめたい。」と区長。

・ホストクラブから陽性者が多くでていることについて

「ホストクラブで陽性者がでて積極的に検査をした、ということはこれからの、感染症が拡がっていくという中で、いい参考例になるのではないか。こんなにもホストクラブが叩かれる流れは、今後、さらに世の中の人たちが隠蔽することになってしまう、ホストたちも自分たちが積極的に検査を受けたことがやぶへびになった、マイナスになってしまったんじゃないかと思ってる人もたくさんいて、その風潮は、あらゆる業種にも無関係ではなく、感染症予防においても日本全体で見てもマイナスではないか。」(手塚マキ氏)

・提案(感染症対策店の認証制度等)

「様々な勉強会をやりはじめてる、しかし保健所は手一杯だ、それをどうにか行政に調整をしてもらいながら、その中で、これはお店だけの問題じゃないということがわかってきている状況で、いろんな、ソーシャルディスタンスとか防止対策をしても、結局店の外に出ちゃうとそれぞれマスクを外して気にしないでというのが問題になってるのも、例えば8000人ホストがいて店の中ではマスクをしてても、その8000人が店の外に出たらマスクをはずしてたら意味がないわけで、おそらく一人一人の意識を変えていくような仕組みをつくっていかなくてはいけない。

しかし、勉強会をやるにしても、勉強会に参加しなければいけないというようなものにもしなくてはいけない、となったときは、行政の力、都の力も整えていただいて、さらに事業者にもメリットがあるような仕組み、例えば、食品衛生の許可証があるように、任意団体をつくったりしてそこの講習を受けると、そのお店はホームページにのっけるとか、その講習を受けた人が店に5人います10人いますとか、何かしらお店にとってのメリットがあるような、それがさらに一人一人の教育になるような仕組みを行政主導でやってくれたらいいなというのが提案です。」(手塚マキ氏)

・店舗の換気問題について(とくに風営法が換気対策の障害になっている件について)

「換気の問題については、勉強会でも、例えば風営法の問題で窓を開けられない、仕切りをつくれないなど風営法が感染予防の障害になってるという話はいただいてまして、新宿としても、東京都に照会をしてるところです。回答が出次第、登録いただいてるアドレスなどを通じまして、情報を共有していくつもりです。また国の方も直接、そういった問題提起があったと伝えていますので、時間はもしかするとかかるかもしれませんけど、そういったことへの一定の答えはでてくるかと思います。換気の設備につきましては、ビルの形状ですとか立地する階数、そういったところでかなり改善等難しいところがあると思います。そういった問題については、今後どういった方策があるのか検討していきたい。」(新宿区総合政策部)

・新型コロナの病原性について(区長より)

「今月初めまでは病院・ホテルのほうの余裕がありましたので、ほぼすべての陽性者の方に入所していただいてました。ところが、今、急激に増えてるということもあり、東京都も必死に、新たにホテルを開設するということで準備をすすめてくれていますが、そういう意味では、隔離が十分にできる状況にないということに至りました。

どうか感染をしないように気を付けていただきたいのですけれど、この病気、若者は軽症で済むとか、ほとんど無症状だとなってるんですが、やはり、ホテルにいらっしゃる時もそうなんですが、急に熱が出たとか、咳が止まらなくなったとか、のどが痛くなったかゆくなったとなると、不安になって夜中の3時でも電話がかかってくる、そういう病気です。それが急激に肺炎にまで至ってしまうと。そろそろわかってきたのが、この病気は、後遺症があるということです。最初は味覚障害で気が付いたりしてPCR検査を受けるんですが、味覚障害だけで済んでた人が、陰性確認された後も数か月間、味覚障害を持ったままであるという事例が、新宿の保健所で扱っている案件でも起きました。そういう意味では、これは決してらくな病気ではない、なめてかかってはいけない病気だよということはまずご理解いただきたいと思います。そして、肺炎まで至ってしまった場合は、肺が繊維状になってもとに戻りません。呼吸が十分できないので、今までスポーツをやっていた人ができなくなったり、無理がきかなくなります。また、別の病気に罹ったら、完全に呼吸不全になって命に差し障りがあります。それぐらいの病気だということを改めて仲間の皆様にお伝えいただければありがたいと思います。」


会議の最後に吉住区長の総括:

「いろいろなご意見ご要望いただきました。その中で、できることから着手していきたい。これは時間との闘い、何ができて何が有効なのかということで、しっかり取り組んでいきたいと思います。ステッカーをはったらおしまい、守ってるかどうかわからないではこれまでと同じことになるので、組織を作りながら勉強していくことと、そういったことへの専門家に監修をしてもらいながら、おそらくこれは無償ではいつまでも続けられる話ではないので、ある程度メリットが提供できるようになったら、そこに参加する人にはそれぞれ参加費で出していただくなりなんなりしながら認証制度をつくっていく、ちょっと時間がかかるかもしれないがそういった取り組みをやれればと思います。今起きてるクラスターの現場をよく調べて、どういうふうに感染したのかを紐解くことは非常に重要で、事務方とも一緒に準備をすすめていきたいと思います。各位、なんとか、自分たちでできることはないか、自分たちで立ち直りたいと思ってる皆様だと思います。その皆さんの勇気ある行動が、結果として数としてあがってきてしまってるのですが、そのことによってバッシングになってしまってる状況というのは、これはなんとかしていかなくてはならない。ただやはり、数字は現実を示してしまうますので、その数字をどうやってこれからきちんと押さえていくかということを、各いただいた意見を踏まえながらすすめていきたい。」



なお、新宿区は、繁華街新型コロナウイルス感染防止キャンペーンとして、来週、7月20日(月)21日(火)の二日間、感染拡大防止の取り組み強化の一環として23日からはじまる連休前に飲食店経営者等に感染症対策の徹底について協力をお願いするために、チラシの配布による周知と説明のために巡回を行うとのことです。

新宿職員と連絡会に参加してる事業者や東京都職員らで10班を編成、歌舞伎町のホストクラブやキャバクラ店舗約300店舗を二日に分けてまわることになっています。


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歌舞伎町は今、歌舞伎町で働く人たちが健康であることを第一に考えていかなくてはならない、連絡会は、その「場」だと理解しています。街で働くすべての人たちの健康を守る、限られた資源と知見の中で可能な限り、早期発見・早期診断・早期治療、そして予防策を講じる。状況は日々刻刻変化します。悪い方にだけでなく、変わり始めれば、良い方向にも早い。

今出来ることは、それに尽きる、ということだと思います。

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2020年6月18日 第1回新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会発足~繁華街の具体的感染症対策のモデルに [まちづくり]

緊急事態宣言解除後、東京都は多業態にわたる休業要請を段階的緩和をすすめ、6月19日には最後までステップ外とされて休業要請対象とされてきたライブハウスや接待を伴う飲食店も含め、一部大型イベントを除き要請は全面解除となります。一方、5月末、歌舞伎町では1軒の老舗ホストクラブでクラスターが発見され、感染拡大に危機感を感じた新宿区は繁華街での感染予防対策強化を検討、新宿区長の吉住健一氏はホストクラブ業界との直接対話を試みました。区長の判断は正解で、区長の一期目当選以前から面識があり今では歌舞伎町商店街振興組合の理事でもある手塚マキ氏(Smappa!GROUP会長)をパイプ役に中堅以上の複数グループが区の歩み寄りを受けで協力に応じることになった。
手塚氏は私の発行する歌舞伎町の公式ガイドブックで"ナイトメイヤー"(夜の市長)と指名してる人物なので、本当のメイヤー(吉住氏)とナイトメイヤーの協働作業、「クラスター発生に伴う世間的な批判は、事実として受け止めるしかない。それに伴うイメージダウンをどうするかと言われるがそれは今回とは別の話かと思ってます。現実的に、これまで何度も行政の方々と勉強会を行い、感染者がでるのはしょうがない、感染者がでたとわかった後に、そこからの濃厚接触者を共有するとか、ということをやっていくことを啓蒙していくしか今はない。それを、どれぐらいの事業者がそういう認識になってくれるか、啓蒙できるのかが本当の感染拡大防止につながると思ってるので、粛々とそこを進めていきたい。」(手塚氏)と言うように、基本はあくまで繁華街の感染症対策の会です。



これをベースに、既得組織である接待飲食業等店舗を所管する新宿社交飲食業連合会(根本二郎会長)、まだ若い組織だがキャバクラ界隈にネットワークの広い日本水商売協会(甲賀香織代表理事)、そして歌舞伎町1丁目の各町会を網羅し事実上の歌舞伎町の民意を担保する歌舞伎町商店街振興組合(片桐基次理事長)が最後に加わって
官民共同による新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会を組織、東京都の全面解除を前に6月18日、第1回会合が新宿区役所大会議室にて行われた。啓蒙のために既得組織の応援ももらう、メディアへの取材協力もある意味啓蒙の一環として答える、ということもあって、正式発足となった今回はメディア向けにもリリース、アタマ撮りと囲みは取材可とした。
第1回新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会参加者(簡略)
《協同組合》歌舞伎町商店街振興組合、歌舞伎町タウン・マネージメント、新宿社交飲食業連合会、日本水商売協会、新宿酒場同業組合、新宿ゴールデン街商店街振興組合、新宿二丁目振興会ほか各会員店舗
《ホストクラブ》Smappa!Group、グループダンディ、AIR GROUP、冬月グループ、KG-PRODUCE、L's collection
《キャバクラ》蘭〇、FOURTY FIVE(フォーティファイブ)、OVERTURE(オーバーチュア)
《新宿区》区長、副区長、健康部
《東京都》福祉保健局
《事務局》新宿区総合政策部
(※会議室は約80人収容だが、今回「密」を避ける意味で、事業者側の参加者は30名に絞ってます)
会の冒頭、まずは吉住区長から「本来、この歌舞伎町、あるいは新宿エリアというのは明るく活気のある街として、東洋一の繁華街と言われている街です。今はどうしても新型コロナの感染症があるということで客足が遠のいている。安全で安心できる環境を作っていかなければこの街を再生できないと考えている。そうした共通の目的をもって、行政と事業者の皆さんの間の壁を取り払って、皆さんと協力しながら努力をしていきたい。この街の感染をとめる、その最大にして唯一の目標を皆さんと一緒に達成するべく努力をしていきたい。連絡会を通じ、まずはどうやったら感染拡大、あるいは感染予防ができるか、そうしたことの情報共有を図っていきたい。
さらには、感染が確認された場合、その感染者からより広いところに感染を拡大させないための疫学調査というものがあるが、そちらに皆さんの協力をいただき、積極的に検査をしながらそれ以上感染を広げていかない、そういう取り組みを行っていく。いま国のほうでガイドラインが示されましたが、それを個々の事業業態の中で、どういうチェックリストを作ればより実践的な感染防止ができるのかを深めていきたい。この間、検査等で急激に数は増えていますが、それは本当に事業者の皆さんが隠さずに私たちに説明してくださって、その協力の元、数字が上がってきた。その後、今は、入る病院がない、入所する施設がないということで自宅で待機している方はいない状態です。そこも大変協力いただいている。私ども新宿区のマンパワーの足りないところは、東京都からも人手を出してもらい検査もしっかりやりながらこれまでも進めてきたが、よりこの動きを強く推進しながら一日も早く安全な街を取り戻していきたい。」と挨拶、区繁華街における新型コロナウィルス感染症拡大防止の推進で再び賑わう街を取り戻すためには官民が一体が一体となって取り組むことが不可欠であることを説明した。
具体的には、新宿区は、この連絡会を通じて、国・東京都が策定するガイドラインに基づき、区と地元が調整の上、新宿区版ガイドラインを作成するとしているが「予防に関しては、すでにどの店舗もしっかりやってます。お店のサイズの問題であったり、個人のリテラシーの差もあって、一律でガイドラインをどうこうという必要はないと思ってる。」(手塚氏)という考え方が反映されていくのだろう。
接待を伴うクラブ等の従業員に対する検査の受診勧奨をしていくわけだが、現在すでに進行中の、区と事業者との受診に関する協力体制を継続しつつ、東京都の構築するスキームを事業者に対して紹介、安全安心の取り組みを広く周知していくとしている。とくにクラスターが発生した場合は、店舗に対し保健所による相談や受診勧奨などを積極的に対応していくとのこと。「水商売をなさっている方々も、地元の住民の一員です。この街で働いているということは『区民』ということでもあります。私たちは、公衆衛生の面から言えば、まずはそういった方々の健康を守ること、とくに今回は感染症になりますので、仮に罹ってしまった場合、そこから多くの人に広がってしまうという想像力を共有してもらうということを今やっているところです。手塚さんを通じてホストクラブの皆さんと懇談をさせてもらって、私たち行政は犯人捜しをしているのではなく、どうやったら感染拡大を止めることができるのか、その一点にしか興味がない。」と吉住区長。
第一回は、それぞれの施策や状況説明などしつつも、都の福祉保健局や区健康部といった対策を所管する部署との顔合わせにもなっている。官民協働に欠かせない部分信頼であり、個々人同士は都度馬が合う合わないもあるでしょうが、これまでの経験から言ってもお互い顔の見える関係が信頼の第一歩かなと思います。繁華街施策で、過去様々な取り組みが行われてきたが、やはり歩み寄ってははしごを外され、が多かった印象がどうしても事業者側には強く、そうした中で、ホストクラブで働く従業員の健康を気遣う行政側からの歩み寄りが起点になった今施策は、今までなく横断力を期待できるかもしれない。新型コロナの緊急事態宣言前後はやはり感染への警戒感からこうして人が集まることが難しく、また4月アタマの読売新聞の飛ばし記事や小池都知事の発言から、行政は街の敵、と官民の信頼関係も崩れてた気がします。その分、行政や既得組織を飛び越えた個々の活動が活発で、主に補償や融資施策は集団ではなく個々のそういった活動成果だったことも事実です。一方で、クラスターを除けば、実際はたいした数ではないというある程度の安心感がある今だからこそ、こうして高齢な街の顔役の方々も集まり、協議できる状況になったとも言えるかと。
人が集まれば、意見の相違も出てくる。表面だけを見ればクラスターを発生させたのはホストクラブなのだからと、苦境にあえぐ他の事業者から見ると"風評被害"と捉える人もいて不思議はないし、ある意味事実でもある。
また既得組織にもそれぞれ思惑もある(ここではあえてそこは書かないが)実質的な感染症対策を進めるためには、様々な声に理解を示しながら行政の姿勢を示し、幅のある施策を加味しつつ啓蒙をするのは必要だろう。
様々な業態、属性の人たちが混在する歌舞伎町、あるいは新宿全体の課題に違いない新型コロナ感染症問題を解決していく礎になっていけばいいかなと。区長から「今のところ、ホストクラブの業界にはお世話になって、かなり疫学調査がすすめられています。男同士話しやすかったというのもありまして、何回か意見交換会をもち、お互い理解をしながら進めているのですが、どちらかというと、女性の従業員の方々の疫学調査というところが糸口がつかめていない。私たちが現在把握している感染者件数も多いわけではないが、どうしても一人でたとしてその先がきちんと追えてるかというと、手がかりをつかみかねてる。そうしたことを、これから力を貸していただけたらありがたい。」と発言があった。会には、キャバクラを代表する形で蘭〇やフォーティファイブ、そして元有名キャバ嬢で今はそのフォーティファイブのプロデューサーとなってる愛沢えみりさん、キャストの一条響さん、藤沢せなさん、オーバーチュアの天乃えまさんも参加。起点になってくれるのではないかなと思います。
「せっかくガイドラインだとかチェックリストを作ったとしても、それをみんなに拡げていくことができなければ、ある意味この連絡会の役割が果たせたことにはなっていかないのかなとも思っています。どういう風にキャンペーンをするか、どうお知らせ守っていただく取り組みができるのか、今後も継続的にやっていく会でもあるので、皆さんの方で、うちの業界だったらこういうふうにやればちゃんと浸透するよとか、私たちの業界はお店単位でやるよりは個々のラインのほうがいいとか、それぞれの業界によって特性があって、それぞれの伝達方法は違うのかなという風な思いも持ってます。いろんなアイディアを連絡会を通じて共有していただき、とにかく、感染者を見つけたら、そこから拡げないようにすることが、歌舞伎町、あるいは新宿エリア全体が、これからも安全で安心だと思ってもらえる状態になる。今後、こういった大きな会をやるのか、各業界の代表の方にお越しいただいてご意見を頂戴するのか、やり方は、今のところ縦のつながりではなく緩やかな横のつながりとして考えています。
皆さんの意見をいただきながらやれることを着手していければと思ってます。」と、会の〆の吉住区長コメントでした。
****************************************
連絡会の正式発足を前に連日準備会も行わてきたが、同時に並行して、マスコミを騒がせているとおり歌舞伎町では6月に入り2軒のホストクラブでのクラスターが発見された。この2軒は当初各1名の陽性者(症状あり⇒PCR検査を経て)が発覚、すでに動き始めていた連絡会の準備会から協力要請に応えていたお店故の結果だが、全従業員を『濃厚接触者』とする拡大解釈による疫学調査の結果、クラスターを見つけることにつながった。
公式に公表されているいないので、あくまで独自の情報だが、2店舗76名の従業員にPCR検査を実施、38名の陽性者を確認(陽性率50%)、うち9割以上が無症状、という結果でした。ヒアリングによると、アフターで数名のホスト従業員がミックスバーを訪れ、ここで感染、店に持ち帰り店内で拡散しクラスター化したのではないかと推察されている。6月以降、繁華街の活動は活発化しつつあり、比較的ガバナンスのあるホストクラブ業界だっただけに発見できたとも言えるが、自主的に考えた対策ガイドラインに沿った感染対策をしていたにも拘わらず、やはり換気の悪い屋内ではクラスター化したこと、そのウィルスは業態に関わらずある程度広い面積に点々とサーキュレーションしているだろうところから運ばれたことなどから、感染対策は重要な局面が常に同時進行していたと言える。
市中にウィルスが点々と存在していても発見は難しいが、繁華街の構造や密集度は培養装置的というか、いわば天然のPCR検査装置の役割を果たすために、トレーサビリティが効いていればウィルスがこうして見えやすい。
言い換えると、繁華街にウィルスがなければ市中は除去されてるとも言えるし、一方で、培養されるウィルスをそこから拡散させない使命が繁華街にはあるともいえる。「今のところ、歌舞伎町では皆さん若いからか、1人も重傷者は出ていない」(新宿区健康部長)ということだが、街中の陽性者を発見次第、なるべく広く検査し、さらに見つかった陽性者を隔離することで人が集まる繁華街からの感染拡大を防ぐ、そのための手法、モデルとして歌舞伎町につくられた"新宿区繁華街新型コロナ対策連絡会"。イメージ云々がどうあれやはり否応なしに徐々に来街者も増えるだろう中、繁華街の感染症対策にどういう意味がありどういう手法が正しいのかを見つけていくうえで重要な役割を果たすことになりそうだ。



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令和元年12月20 三浦警視総監が歌舞伎町を巡視 ー 年末年始の特別一斉警戒を発令 [まちづくり]


三浦正充警視総監は新宿署にて状況報告を受けたあと、17時10分ごろに歌舞伎町に到着、歌舞伎町交番勤務員を激励、17時20分ごろ交番を出発、上條隆利新宿警察署長の案内で、歌舞伎町商店街振興組合、歌舞伎町2丁目町会、新宿防犯協会ら地元のボランティアとともに警察官を合わせて約70名が、15分ほどかけ、歌舞伎町でも最も来街者でに賑わうシネシティ広場から劇場通り一番街、ゴジラロード付近の巡視を行いました。

巡視後、三浦警視総監コメント:
「年末年始特別警戒中のところ、本日、一斉警戒を発令し、日本を代表する繁華街である新宿・歌舞伎町の交番勤務員を激励し、地域の防犯ボランティア団体等の皆様と、管内を巡視しました。
年末年始は、特有の慌ただしさ等を背景にして、金融機関、コンビニエンスストアを狙った強盗やひたくりなどの犯罪のほか、重大交通事故の発生が懸念されます。
警視庁では、官民連携による、防犯活動をすすめるとともに、制服警察官やパトカーによる見せる警戒活動を行うなど、街頭警察活動を強化し、各種犯罪の抑止および検挙につとめ、首都東京の安全、安心の確保に全力を尽くしてまいります。」
毎年"恒例"と言ってはなんですが、歌舞伎町の年末の"風物詩"とも言える警視総監の歌舞伎町視察です。こうした制服警察官による"見える"警察活動が、繁華街の来街者に一定の緊張感が伝わればいいかと思います。
歌舞伎町では客引きの苦情が多く、とくに2020東京オリンピック・パラリンピックを控え、増加する外国人観光客らの被害が懸念されます。新宿警察署は防犯モニターで現場を監視、違法な客引き等を発見したらスピーカーで警告する取り組みも始めました。
警視庁は、とくに犯罪の増加傾向のある年末・年始対策として、この日、三浦警視総監を長とする特別警戒本部を設置、年明けの1月3日にかけ、のべ16万6千人の警察官を動員するとのことです。

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12月14日(土)「歌舞伎町X'masスケートリンク」オープニングに安藤美姫さんが来てくれました。【開催期間は12月25日まで】 [まちづくり]



樹脂製パネルで作られた約200平米のスケートリンクが歌舞伎町シネシティ広場に出現しました。とはいえ、ここ(シネシティ広場)は法的には道路です。道路にスケートリンクが出現したわけですからそれはそれでヤルナ!って感じもします。主催は歌舞伎町商店街振興組合、となってますが、企画は株式会社東急レクリエーションからの持ち込みです。後述しますが資金は商店街や区の歌舞伎町TMOを含む近隣事業者の皆さんの協賛で賄われています。東急レクリエーションと東急電鉄は、シネシティ広場の西面、旧ミラノ座(グリーンプラザも含む)跡地に、2022年竣工を目指してホテルや劇場、ライブホールを基幹とした高さ225m48階だての高層複合施設を開発中(歌舞伎町一丁目地区開発計画)です。そのミラノ座の創業期の昭和32年12月より、建物の上半分が東京スケートリンクでした。早稲田のアイスホッケー部が拠点にしてたりとか、昭和42年に閉鎖(のちにミラノボウルに変わる)されるまで、歌舞伎町の基幹施設として、近隣では貸し靴やで生計を立てた方々が結構いたそうです。


そういう意味では、52年ぶりに歌舞伎町に"スケートリンク復活"とも言えるかもしれません。こうして歌舞伎町を盛り上げようとするのも、2022年竣工予定の新しいビルの価値を高める施策の一環でもあるだろうし、竣工後に運営主体となる東急レクリエーションとしては、シネシティ広場も含めての総合的な歌舞伎町中心地区の活用実験ともいえるかもしれません。


さて、12月14日(土)に、シネシティ広場に設営された"歌舞伎町X'masスケートリンク"のオープニングには、プロフィギュアスケーターの安藤美姫さんがスペシャルゲストとして登壇されました。そのほか、歌舞伎町の住人でもある吉本興業の協力でお笑いタレントの方たちが盛り上げてくれました。登壇されたのは、キクチウソツカナイ(司会)さん、しまぞうZ(キャベツ確認中)さん、石川ことみさん、太田(いぬ)さん。



司会とお笑いの方たちが舞台を温めたあと、サンタマント姿の安藤美姫さんがスケート靴を履いて登場、約30分のトークとフォトセッションでした。樹脂製のリンクは、蹴ってもツーーという感じで滑らないので、最初は滑りにくそうでしたが、「氷だとツルンといっちゃうところ、樹脂だとすべらない分、初めての方にはすごく安全なので、歌舞伎町のど真ん中に、例えば(本物の)リンクに行く前に体験したいなあという方にはすごいオススメです」と安藤さん。歌舞伎町にはたまに「ここら辺にいます。」だそうです。東伏見にリンクがあるので、ショーの時は新宿プリンスホテルに宿泊してて、広場の目の前のコパボウルにも行ったことがあるとか。「歌舞伎町は海外の方も多いので、ここは国際的な交流の場にもなるのかも。」と観光地化している歌舞伎町の景色を見ながら言ってました。記者の質問で今年一番のトピックはと聞かれて安藤さんは「今年一番の印象に残ったリンクはここかも。不思議空間というか、ネオンに囲まれて滑るというのは、オモシロイ空間だなと思いました。」最後に海外からの来街されてる方たちに向け「今夜でも明日でも、ぜひ友達と一緒にここでスケートを楽しんでくださいね。」を英語でメッセージをくれました。



「歌舞伎町X'masスケートリンク」開催期間は限定で、12月14日より25日まで
営業時間:土日12:00~21:00 平日15:00~21:00(※12/23~25は12時より営業)
会場:歌舞伎町シネシティ広場(新宿区歌舞伎町1丁目19)
入場料:無料
※貸靴代 大人(中学生以上)900円(税込)/子供(小学生以下)700円(税込)
※5本指手袋、靴下必須※手袋200円(税込)、靴下200円(税込)で販売
※小学生以下はヘルメットとプロテクター着用(貸出無料)大人向けニット帽も300円(税込)で販売
主催:歌舞伎町商店街振興組合、歌舞伎町タウン・マネージメント
後援:新宿区
特別協賛:アパホテル株式会社、株式会社TSTエンタテイメント、東亜興行株式会社、東急株式会社、株式会社東急レクリエーション、東宝株式会社、株式会社ヒューマックス
協賛:株式会社AFP、株式会社久米設計、清水建設株式会社、新宿興産、新宿サブナード株式会社、株式会社スペーストラスト、株式会社セガエンタテインメント、花園街商業協同組合、ホテルグレイスリー新宿、株式会社モンテローザ、WARP SHINJUKU
協力:株式会社東急エージェンシー、株式会社東京ピストル 、株式会社ユニカ/YUNIKA VISION

#歌舞伎町スケート #Kabukicho_skate

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2019.11.6 『ターミネーター:ニュー・フェイト』ジャパンプレミア/歌舞伎町ゴジラロード [まちづくり]


【歌舞伎町公式アーカイブ】2019.11.6 『ターミネーター:ニュー・フェイト』ジャパンプレミア/歌舞伎町ゴジラロード 19m08s

11月8日より全国公開となる映画『ターミネーター:ニュー・フェイト』のジャパンプレミア・レッドカーペットイベントが、歌舞伎町ゴジラロードで行われました。

イベントアタマには、歌舞伎町商店街振興組合理事長・片桐基次氏が集まったファンに向けて挨拶、『エンターティンメントの街・歌舞伎町』をアピールしました。


ダダンダダン!!・・和太鼓演奏による圧巻のテーマ曲が迎える中、T-800役のアーノルド・シュワルツェネッガー氏をはじめ、今シリーズ28年ぶりの復帰となったサラ・コナー役のリンダ・ハミルトンさん、新キャラの強化人間・グレース役、マッケンジー・デイヴィスさん、最新型のターミネーター・REV-9を演じたガブリエル・ルナさん、人類の命運を握る少女・ダニー・ラモス役のナタリア・レイエスさん、そして監督のティム・ミラー氏がレッドカーペットが登壇しました。





【来日ゲストコメント】


アーノルド・シュワルツェネッガー Arnold Schwarzenegger character/ T-800

「東京の皆さん、今夜ここにくることができて、大変うれしく思っています。前回来日した時に、"I'll be back! "と約束しましたのでまた戻ってきました。本当に、私は日本のファンの皆さんを愛しています。私の作品をすべてご覧になって応援してくださいましてありがとうございます。戻ってきて来れてうれしいです。映画というのはファンの皆さんの存在なしでは成り立ちません。ですからファンの皆さんが一番大切なのです。本当にありがとうございます。そして今回、このように素晴らしいキャストの皆さん、ティム・ミラー監督と集まることができてうれしく思います。私たち全員がこの作品を愛しているように、皆さんにもこの作品を愛していただきたいと思います。」


リンダ・ハミルトン Linda Hamilton character/ サラ・コナー

「皆さん、こんにちわ。ほんとにわたし、日本に来れてとても幸せに思っています。ハリウッド以上に素晴らしくて、ここにいるのがシュールにさえ感じます。私たち、毎日すごく頑張ってこの映画を作ったわけですけど、お互いなくしてはこの映画はできなかった、と思っています。ものすごい愛が、この映画に込められています。そして、その愛を、皆さんスクリーンで感じ取っていただけたらと思います。

アクションもいっぱいあります。コメディもいっぱいあります。それ以外にも、感情もたくさんあります。力強さもありますし、そしてここに私の周りにいる素晴らしいタレントさんたち、ものすごい才能のある皆さんと一緒にほんとに頑張ってこの映画を作りました。お互いに高めあって、毎日頑張りました。このステージにいる誰一人欠けてもこの映画はできなかったと思います。そして最後に、アイ・ラブ・ユー、JAPAN。」



マッケンジー・デイヴィス Mackenzie Davis character/ グレース

「みんさんこんにちわ。こうやっておうかがいできて、本当にうれしく思っています。というのは、日本に以前から大変行ってみたい国だと思っていたからです。やっと来ることができました。そして、来ただけではなく、この作品、この方々とともに来日できたことを、大変感謝しています。

この作品に関われたことは、本当に、私の人生で最高に光栄だった作品の一つでもあります。素晴らしいティム・ミラー監督に率いられ、特別な作品を作れたと自分たちで思っています。この作品は、わくわくできますし、爆発的な魅力もあって、そして美しく、皆さんにも早く見て頂たいです。」



ガブリエル・ルナ Gabriel Luna character/ REV-9

「皆さんこんにちわ。まず、マッケンジーが今言ったように、自分も、日本に来るというのが自分の夢で、行きたい場所のリストのトップに東京、そして日本がありました。来日しての感想なんですが、想像以上の素晴らしい体験をさせていただいてます。

ファンの方々が大変熱くて、感動しました。コスプレしてくださっている方々も最高で、ビル・パクストンの恰好をして来てくださっている方がいて、テキサス出身の私の同郷の身としては、大変うれしいです。ありがとう。

皆さんを、とても愛しています。この作品をぜひ楽しんでいただきたいですし、きっと楽しいから、大きなポップコーンを買って観ていただきたいです。よろしくお願いいたします。」



ナタリア・レイエス Natalia Reyes character/ ダニー・ラモス

「こんにちは日本! Japon!ほんとうに、日本に来られて、ここに立つことができて、とっても嬉しいです。

この今の瞬間、私の記憶に永遠に残ると思います。そのように心を満たしてくれて、皆さんありがとうございます。そして、皆さんには、ミッションがあります。私たちが心を込めて作ったこの映画、11月8日、金曜日、皆さん、お友達、家族、みんな連れて、いろんな人に観てほしいので、皆さんがそういう人たちを連れてきてくださるのがミッションです。是非連れてきてください。映画を楽しんでください。私たち、愛をこめて作りました。」



監督 ティム・ミラー Tim Miller

「ハロー、トウキョウ!ほんとにわたしは、日本に来れて、とっても嬉しく思います。世界中をまわってきましたが、これが最高のプレミアです!

ターミネーターというフランチャイズの、真のファンが日本にはいると思うんです。今回、私は2度目の来日なんですけど、東京を歩き回っていると、まさに、未来都市という感じがします。大好きです。

ターミネーターファンがいっぱいいるというのは、やっぱり、SFが大好きなんじゃないかと思うんです。私は、日本文化が大好きで、アニメとか漫画、いろんな日本のアートの本をいっぱい本棚に並べているんです。ですから、この映画は、日本の文化からかなりの影響を受けています。この映画を観てもらって、また皆さんに影響を与えられればと思います。この映画が大好きになってください。ありがとうございます。」




『T2』の正統な続編にして、新たなる伝説。

― 時代は変わった。運命はどうだ。

ジェームス・キャメロン制作復帰。アーノルド・シュワルツェネッガー×リンダ・ハミルトン

ターミネーターニューフェイト.jpg

『ターミネーター:ニュー・フェイト』
Terminator: Dark Fate 11.8 FRI 全国ロードショー
原題:Terminator: Dark Fate/2019年製作/カラー作品/シネマスコープ
IMAX/DOLBY CINEMA/4DX/MX4D/2Dデジタル字幕版・吹替版
配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン
上映時間:2時間09分
[コピーライト]2019 Skydance Production,LLC, Paramount Pictures Corporation and Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.

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令和元年 9月22日 新宿・熊野神社例大祭より 【歌舞伎町睦神輿渡御】 [まちづくり]

9月22日(日)、令和最初の新宿・熊野神社例大祭神輿渡御。

台風の接近で荒天の中の渡御かと心配されましたが、幸運にも渡御最後までほぼ雨降らず。これもたくさんの晴れオトコ?いや晴れオンナたちが集まってくれたからでしょうか。
新宿・熊野神社例大祭は3年ごとに本社神輿渡御が行われる表年と、それぞれ各村ごとに町神輿渡御を行う裏年が2年のサイクルで開催されます。今回は裏です。裏の年は、各睦の役員たちが企画を練って連合渡御などを行います。今年は新宿東口の3睦連合渡御が行われました。また、近年恒例となってきた人気の『女神輿』も行われました。歌舞伎町睦の女神輿は大阪家の柴本亜理砂が務めたほか、歌舞伎町に戻ってのゴジラロードでの女神輿渡御では、麦の音の綾子がはじめて渡御長を務めました。全体の渡御長はすずやの杉山文野が務めてます。

◎十二社熊野神社の神輿の担ぎ方は、伝統の千鳥担ぎ 伝統美、文化の継承の大切さ、難しさ―「千鳥担ぎ」 この担ぎ方は熊野神社の他に新宿区須賀町の須賀神社の「四谷担ぎ」と並んでとても希少な担ぎ方。
リズムとりに鉦(チャンチキ)を使っているのも特徴があります。千鳥足…というと酔っ払い歩きがその代表でふらふら…というイメージですが この千鳥担ぎは、それとは違い、小刻みに足踏みし、ちょこちょこ摺り足で進む感じ。
お神輿の先棒・花棒(はなぼう・担ぎ棒の先端)を肩で担ぐのではなく、首の後ろをつけ(現在の主流の担ぎ方)、腰を突き出し脚をぴんと張って千鳥足で進むところもこのお神輿の珍しい特徴です。 但し昔から千鳥担ぎをよく知っている方は、やはり肩で担ぎ、担いだ肩の方の腕はしっかり棒を押さえ空いている腕は頭の後ろから回し上から棒を押さえます。掛け声も、江戸前担ぎの「そいや そーれ」と違い、「おいさぁ ちょいさぁ」「こりゃさぁ こりゃこりゃ」等、この珍しいが故に難しい担ぎ方をしたくて、お神輿好きが各地から集まってきます。
貸し半纏が480着でてたので、持ち半纏も含め全体で600名近くが担ぎ手として参加してくれました。また、トランスジェンダーの文野が渡御長というのもそうだし、華やかな女神輿、途中、担ぎ手全員Smappa!groupによる"ホスト"という、いわばイケメン神輿とか、歌舞伎町らしいダイバーシティで華やかな渡御になったかと思います。今後も『開かれた』歌舞伎町睦としてより一層広がっていけばいいかと思います。
令和元年、新宿・熊野神社例大祭を無事執り行えました。
たくさん集まってくれた担ぎ手の皆さん、そして何より、祭りに参加されないまでも見守ってくれた町内の皆さん、来街者の皆さん、ありがとうございました。
開催日  9月22日(日)
神酒所  歌舞伎町弁天堂公園
     開催時間 12:00~19:00
歌舞伎町睦 町内神輿渡御スケジュール
12:00   担ぎ手集合
12:30   出発式典・宮出し
13:00   シネシティ広場到着(休憩)
14:15   薮花軒到着(休憩)
14:45   アルタ前(三連合へ)
15:15   ビックロ前~アルタ前 女神輿
16:30   シネシティ広場到着(休憩)
17:15   JAビル到着(休憩)
17:50   セントラルロード 女神輿
19:00   宮入り
September 22th 2019
Shinjuku Juniso Kumano Shrine Grand Festival
?The old Tsunohazu district is quite large, covering Shinjuku Station's west side to east side and Kabukicho.
It is a parish of Shinjuku Juniso Kumano Shrine. Kabukicho also belongs to this shrine.
?Juniso Kumano Shrine's portable shrines carried in the traditional zigzag style.
The handheld bell used for the rhythm is one feature of the festival. “ Chidori-Katsugi”it is zig-zag style of carrying the portable shrine makes them look drunk while walking. However, they use small steps to shuffle along. The people carrying the front of the portable shrine carry the poles on the backs of their heads, instead of on their shoulders. They stick out their hips and keep their legs stretched out as they walk zigzag. This is an unusual and difficult way of carrying a portable shrine. They also shout, "Oisa, choisa!" Such unusual things about the festival attract many people from all over to help carry the portable shrines.
?Yang year every three years, and Yin years in-between
Every three years, when Juniso Kumano Shrine's Grand Festival falls on a Yang year (next one will be in 2018), two large, 1.5-ton Honja Mikoshi( portable shrine) are carried near Shinjuku Station. They are carried in all of the neighborhoods. In Yin years, each neighborhood carries their own Mikoshi in their neighborhood. A few Mikoshi are also carried in front of Shinjuku Station jointly by some of the neighborhoods and a few are carried along Shinjuku-dori road.
During the Kumano Shrine Grand Festival, Hotel Gracery offers lodging guests the option to carry a Mikoshi. For details, see the hotel concierge.
撮: 寺谷公一 中村義昭 中島大渡

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歌舞伎町に新しい「おまつり」の誕生-令和元年8月10日"第1回歌舞伎町 BON ODORI"が開催 [まちづくり]


【歌舞伎町公式アーカイブ】2019.8.10 歌舞伎町シネシティ広場にて開催された、第1回歌舞伎町BON ODORI よりダイジェスト
八木節
ドンパン節
炭坑節
東京五輪音頭-2020-
ダンシング・ヒーロー

歌舞伎町BON ODORI
日時:2019/08/10(土) 
会場:歌舞伎町シネシティ広場
時間:開始:16:00 終了:21:00
備考:第1部盆踊りは18:30スタート、第2部は20時よりアフターパーティー
主催:歌舞伎町商店街振興組合

歌舞伎町に新しい「おまつり」の誕生です。令和元年8月10日、"第1回歌舞伎町 BON ODORI"が開催されました。

盆踊り自体は、例年、新宿区内各地で行われる大新宿区まつりの一環で開催される「歌舞伎町まつり」というイベントがあって、そこで新宿区民謡連盟の皆さんによる盆踊りはやっていたのですが、本来の「盆」の時期にはこの20年来、歌舞伎町では行っていませんでした。

観光地化が進む歌舞伎町で、観光客も入れるような盆踊り大会をやりたいという話を新宿プリンスホテル事業戦略部から話をもらったのが昨年暮れ、その話をホテルグレイスリー新宿と歌舞伎町商店街振興組合に話したところ快諾、そこで副理事長の杉山元茂氏を座長に実行委員会を立ち上げ、これが着地して今回の開催になったものです。

といっても、盆踊りとなると、やはり民謡連盟の皆さんにも協力いただけないと難しいだろうということで、この盆の時期、各地でひっぱりだこの新宿区民謡連盟のスケジュールとの調整から8月10日の開催となりました。副理事長の杉山氏と、商店街の若手理事の皆さんが中心に企画をまとめ、当初新宿プリンスホテルからの持ち込みから動き出したとはいえ、いつしか各自の思い入れで街のイベントとして産声を上げた、第1回歌舞伎町BON ODORIとなりました。16時よりキッチンカーや設営を終え、盆踊り自体は18時半より21時までの実施でした。

第1部は新宿区民謡連盟主体で定番の東京音頭、八木節、相馬盆唄、ドンパン節、炭坑節、東京五輪音頭2020、そして近年定番化して盛り上がるダンシングヒーロー、第2部は、商店街理事で自身もプロのDJの大阪家の柴本新吾氏がDJを務めて80年代洋楽を中心にディスコティックBONODORIをアフターパーティ的に開催しました。


シネシティ広場西面は旧ミラノ座の再開発がちょうど着工したばかりということもあって、夜空が抜けて見えて爽快な空間に気持ちよく音が響く中、世界中の人たちと街の人たちが垣根を越えてBONODORIを踊る、歌舞伎町らしい光景が繰り広げられました。天候や酷暑などの懸念もありましたが、無事開催ができたところで、最初の声掛け役となった新宿プリンスホテルも、商店街も、ぜひ来年も実施したいということでした。新宿では、いわゆる祭りとしての熊野神社例大祭(9月)、花園神社例大祭(5月)、鬼王神社例大祭(9月)、街ぐるみのイベントとしては新宿エイサーまつり(7月)などがありますが、そういった中に歌舞伎町BONODORIが、ちゃんと「盆」の時期に納める盆踊りとして、日本人の心の大事な部分も含めての、骨のしっかりした企画として育てていけたらいいのかなと思います。


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7月20日(木) 令和元年度 新宿繁華街犯罪組織排除協議会総会 開催 於:京王プラザホテル [まちづくり]


(第一部)総会

(第二部)基調講演

新宿繁華街犯罪組織排除協議会は平成14年より活動をはじめ、会設立は平成15年、活動自体は17年めとなる。

新宿警察署組織犯罪対策課の指導のもと、所轄内の新宿駅周辺繁華街から大久保地区までの各商店街振興組合、町会、企業グループ(宅建・ホテル旅館・遊技場・酒場・喫茶飲食・麻雀・質屋等各同業組合)、社交料理飲食業連合会などで構成。防犯協会、交通安全協会の各会長を顧問・相談役に、関係機関としては新宿区役所、(公)暴力団追放運動推進都民センターと新宿区役所、新宿区長と新宿警察署長は顧問、会長職は恒例で、歌舞伎町の“村長”(現在は歌舞伎町商店街振興組合理事長・片桐基次氏)がなる、という形をとっている。

会は会費収入で運営されており、総会では平成30年度事業報告・決算報告、令和元年度事業計画・予算案審議、犯罪組織排除功労者表彰では、歌舞伎町2丁目でホテル建設を施工、暴力団からの不当要求を断固拒否、また関連業者からも反社勢力を排除するために暴力団排除協議会を設置するなど行い、トラブルなくこの6月にホテル竣工を迎えさせた株式会社奥村組東日本支社が表彰を受けた。




第二部では、警視庁組織犯罪対策部第三課(暴力団排除第一係主任 村上誠警部補)より、この6月に都議会で可決、10月より施行される「東京都暴力団排除条例」の一部改正について基調講演が行われた。東京都暴力団排除条例は、平成23年10月に施行され、以降、「暴力団に資金を提供しない」、「暴力団と交際しない」等を基本理念に掲げ、都民生活や、事業活動からの暴力団の影響の排除を図ってきた。

条例施行後、都民や事業者における暴排気運の向上や条例違反の検挙等、一定の成果があったが、未だ、暴力団との関係遮断が図られていない事業者が少なからず存在、みかじめ料や用心棒料等、暴力団の資金源となっている実態がある。このような情勢を踏まえ、暴力団排除を一層徹底、都民及び事業者の平穏な生活の確保と繁華街における良好な環境の醸成のため、条例の一部を改正した。条例では、新宿2~5丁目や歌舞伎町、大久保などを含め都内主要な繁華街29の地域を「暴力団排除特別強化地域」と定め、同地域においては、特定の事業者と暴力団員との間で、用心棒料等の利益の授受等を禁止する措置を追加した。

本改正条例は、令和元年10月1日から施行される。



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